借金は覚悟の有無。家族を守る決意があるなら、自分でなんとかするしかない。

借金とは覚悟の有無。家族を守りたいのならば、本気でお金を欲しいと思うしかない。

プロフィールで書き連ねておりますが、このブログ立ち上げのきっかけは親の借金を返済したことです。

で、借金を抱えている方は少なくは無いのかも知れませんが、私の両親のように方ってどれくらいいらっしゃるのでしょうか。

ギャンブルやアルコール依存症でも無いのに、お金の管理をしてこなかった怠惰と言う理由だけで借金を膨らませた私の両親。

個人的な感触としては、ここまで怠惰な家庭はそうそう無いと思ってますが、その経験を通じて学んだことや感じた事はたくさんあります。

そんな、個人的な経験をネットの海に拡散することで、少しでもお金に苦しむ方が減ればいいと思い、書き記します。

【この記事で伝えたいこと】
借金はとどのつまり、覚悟の有無。本気でどうにかしようと思って試行錯誤するしかないと思う。

※この記事の画像は公式HPより引用しております

借金は覚悟の有無

借金は覚悟の有無だと思います。

これは私が両親の借金を返済する経験を通じて感じた事です。

連帯保証人のサインをしてしまった等のやむを得ない借金は有るとは思いますが、うちの場合はただただ怠惰だった事が原因です。

そう言った種類の借金に関しては、ただ覚悟が無かっただけなんだと思ってます。

家族を守るならばお金が必要

現在の日本は資本主義社会です。

生きていくのにはお金が必要ですよね。

それぞれの幸せの尺度は有りますが、最低限のお金が無いと不幸になります。

個人的には、お金が無い事で生まれる不幸は本当にツラかったです。

毎日お金の不安にかられて、未来が真っ暗になってしまうんですよね。

ですので、少なくとも生きていく上での最低限の財産とお金を管理する力は必要だと思います。

お金が無いならどうにかしないといけない

でもでも、病や教育費等、苦しい中でお金が要り様となってしまうのは世の常かと。

しかし、お金が無いならば、どうにかしてお金を取ってくるしか有りません。

なぜなら、生きていくにはお金が必要だからですね。

必要ならば手に入れるしか無い訳です。

「毎月の収支がカツカツだけど、どうしたらいいか分からない」と言う方もいると思います。

でも、家族を養うためにはどうにかしないといけないのです。

家計簿をつけて無ければ家計簿をつけるしか有りませんし、浪費が多いなら無駄を省くしかない。

すぐにはなんとか出来なくても、本・インターネット・人から学び、自身で実践して思考錯誤することでしかお金の問題は解決しないと思ってます。

結局、お金は自分自身の問題なので、自らがどうにかするしか無いんですよねー。

お金が無くても誰も助けてくれない

また、お金が無くても誰も助けてくれません。

これは、私が親の借金返済をする時に非常に強く感じた想いですねー。

当時はさすがにきつかったんで、友人に相談をしまして色々と話を聞いてもらいました。

もの凄く精神的な支えとなって、本当に助かりました、すごく感謝しています。

と、友人や親族に話を聞いてもらう事はできますが、話を聞いてもらっても借金は借金のままです。

返済しない限りは借金のままなのです。


でも、もちろんの事、誰もお金は出してくれません。

まぁ、当たり前のことです。

お金の問題はそれぞれ当人の問題なのですから、他人が援助する理由は有りません。

私がお金の相談を受けたとしても、話を聞き色んなアドバイスはするでしょうけど、お金は出しませんもんね。

結局は、お金で困っていても誰も助けてくれないので、自分で何とかするしか有りません。

自分で処理できないなら結局家族に迷惑がかかる

そうして、私の両親は自分の稼ぎでは処理できないくらいに借金を膨らましました。

でも、お金の事を考える事から逃げ続けてきたので、家計簿の付け方も分かりませんし、毎月の生命保険料(掛け捨て)の6万円が高いかどうかも判断できません。

しかし、一方で借金は返さなければなりません。

となると、自分で処理できないのですから、周りの人間がなんとかするしか有りません。

うちの場合は、息子である私が返済の取りまとめをするしかない状況でした。

結局のところ、自分で処理できない借金は家族に迷惑がかかるんだけなんですよね。

本当に家族を守る覚悟があるなら、お金から逃げてはいけない

家族を守る覚悟が有るなら、家族に迷惑をかけたくないと思うでしょう。

現に、私の両親もお金の事で子供には迷惑をかけたくないと口では言いつつ、お金の事を考えることから逃げ続けてきました。

言ってる事とやってる事が違ってた訳ですね。

少し考えれば、自分でどうしようもない借金を背負ってしまったら、周りの方に迷惑をかける事は分かると思います。

家族に迷惑をかけることを分かったのに、努力をしなかった。

ようは、甘えてただけなんですよね。

うちの場合は、家族に迷惑をかけてまでも「お金の事は分からないから考えたくない、考えるのが邪魔くさいから」と言う自分のわがままを押しとおしただけの話でした。

家族を守りたいので有れば、最低限のお金が必要です。

必要なだけのお金を蓄えるには、それ相応の覚悟が必要だと思います。

努力せずにお金なんかたまらないって事なんだと。

お金は単純

とはいえ、ルールは簡単です。

収入がいくらであろうと、収入以下で暮らすこと。
(となりの億万長者 ― 成功を生む7つの法則)

「収入」 – 「支出」 = 「貯蓄」

となる訳です。

収入が少なければ、収入を増やす努力をするしか有りませんし、支出が多いならば減らす努力をするしか有りません。

知らない、分からない、出来るはずが無い、やっても無駄と逃げていると、いつまでたってもノウハウは身につきません。

努力して、悩み、思考錯誤して自分なりの正解を見つけていく事でしか、お金の心配から解放される事は無いと思います。

出来ることから1つずつ。

地道にコツコツ積み上げていくことが一番の近道だと思ってます。

まずは何からしたらいい?

まだまだ私もお金について学んでいる最中なので、偉そうな事は言えませんが、個人的にまずやるべき事は本気でお金が欲しいと思うこと」だと思います。

いやいや、常にお金欲しいって思ってるし!(笑)

と、思われる方もいらっしゃるかと思いますが、ここで大事なのは本気で思っているかと言うこと。

正直、人様に迷惑をかけなければ、お金が欲しい理由はなんでもいいと思います。

車が欲しいでもいいし、マチュピチュに行くでも良いし、家族にお金の心配をさせないだけの貯金でも良いですし。

でも、だいたいの人がお金を欲しいと思いつつも、家に帰ってテレビを見て時間を過ごし、休みの日は午後まで寝て過ごしているのではないでしょうか。

少なくとも、うちの両親はそうでした。

努力をせずにお金が貯まる訳が有りません。

本当に切羽詰まった方なら、家計簿を穴があくまで見返して無駄を極限まで省くでしょうし、収入が足りないならば睡眠時間を削ってアルバイトでもするでしょう。

必要なんだったら、必死こいてどうにかつかみ取るしかない。

それが本気ってモノです。

でも、相当の覚悟が無ければ、そんな生活を続ける事は出来ないでしょう。

やっぱりこれくらいでいいや、と思ってしまった時点でストップしてしまいます。

行動を継続するには、想いの強さが必要。

どんな逆境も跳ね返す程の、強い想いが必要なのです。

想いを固めたら家計の把握から

しっかりとお金が欲しいと想いを固めれたら、収入アップにしろ無駄の削減にしろ、やるべき事には効果的な順序があると思ってます。

個人的には、まずは家計の把握からやるべきかと。

1円単位で把握することが重要では無く、何にどれくらい使っているのか?を把握して、改善点を見つけ出すのが重要かと思います。

両親の債務整理の時もまずは現状把握から始めましたし。

ちなみに私はZaimってiPhoneのアプリと自作のエクセルファイルを併用しています。

これもやり方はなんでもいいと思ってますので、1つ1つ試して、自分に合ったやり方を見るけるしか有りません。

まとめ

それではおさらい!

【借金の心得】

  • 借金は覚悟の有無
  • どうにかしないといけないならば、どうにかしないといけないのです
  • 自分で処理できないモノは家族に迷惑をかけるだけ
  • まずは「本気で」お金を欲しいと思うことから

生きていく上で切っても切れないお金の話。

事業に失敗して残った借金と言ったモノも有りますが、怠惰な生活が生んだ借金は本当に忌むべきモノだと思ってます。

結局は覚悟があるかどうか。

自身がやりたい事の為に、本気でお金が欲しいのかどうか。

様々な困難の乗り越えるだけの強い思いがあるかどうかが大切だと思います。

高度成長期の時は、預けていたお金が毎年7%とか勝手に増えていくのでそんな想いはせずともよかったのかもしれませんが、今はそういう時代では無いので仕方がありません。

残念ですが、努力しなければお金を貯めることが出来なくなってしまっているのです。

お金がなければどうしても不幸になってしまうので、そんな想いをする人が1人でも減ればよいと思ってます。

この記事が少しでもあなたの人生の糧になれば幸いです。

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たんたん

ある日突然現れた「親の借金返済で転落人生」へと…!お金・家族・恋人・時間、全てを奪われた怒りを1年半ブログにぶつけてたら、気づけば「家計のプロ」となってた。見切り発車で会社を辞め「人生の火起こし人」として、独立系のファイナンシャルプランナーで起業。座右の銘は「人生、一念(一年)あれば必ず変えれる」
■転落はある日突然に…プロフィールはこちら
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