お金入門にぴったり!FP3級を受験した感想と勉強方法を公開!

FP3級を受験した感想と勉強方法

お金に詳しくなるために何をすればよいのだろう・・・?と思い、ひとまずFP(ファイナンシャルプランナー)を取ろう!と。

何も知識が無いところから始めましたが、2015年1月にFP3級を受験しましておかげ様で無事合格することができました!

受験した感想と具体的な勉強方法&勉強時間をお伝え致しますので、何かの参考になれば幸いです。

【この記事で伝えたいこと】
知れば知るほど情報弱者が損する世界だと感じるお金の勉強入門にはぴったり!3級合格だけでは実生活には役に立たないが1か月やる気があれば取得可能!

受験しようと思ったきっかけ

FP3級を受験しようと思った理由は「お金の勉強をしたかったから」です。

私の仕事はIT関係です、銀行マンでも保険屋さんでもないので、FPはお仕事には全く関係ありません。

お金の勉強をしたいと思った理由はプロフィールにも書いてますが、お金で他人に迷惑をかけたくないからです。

私の親は、お金のことだけでなく、様々なことを「知らない、分からない」で長い間過ごしてきました。

考えずともなんとかなると60年もの人生の間、お金のことを考えてこなかった為、自分の時間を切り売りすることでしかお金を稼ぐ方法を知りませんし、家計の把握や節約をどうやればよいのかも知りません。

そのため、誰かに与えられた選択肢の中でしか生きることができなくなってしまっています。

お金について無知なことは損です。

そして、お金について考え無いということは罪です。

なぜなら、お金について考え無いことは、周りの人間にお金の面倒を見てもらうことでしか生きれない人間となる、つまり、周りの人間に迷惑をかけないと生きることのできない人間であるということだからです。

と、去年の経験から、自分は親の様な人生を迎えたくない、他人に迷惑をかけたくないと思ったが故に、今からお金の勉強をしようと思ったわけです。

受験結果

結果は・・・

午前:51/60点
午後:17/20点

でした!

合格ラインは正答率6割ですので、問題無くクリアできた感じですね!

受験した感想

受験した感想ですが、大きく3つあって、「お金の勉強の入門にぴったり」「合格だけは簡単」「合格だけでは実生活に役に立たない」です。

あくまで、私個人が受験して思ったことですので、参考程度にお願いしますね(笑)

では、どういうことか順にお伝え致します。

お金の勉強の入門にぴったり

試験で扱う分野は非常に広く、問題の難しさは浅く出題されます為、初めてのお金の勉強にはちょうど良いかと思いました。

分野としては、「ライフプランニング・社会保障・公的年金・生命保険・損害保険・その他の保険・株式投資・外貨預金・債権・投資信託・所得税・住民税・税金控除の仕組み・不動産・相続等々」と、非常に幅広い分野から出題されます。

こんなにいっぱい覚えれるか!ってなりますが、それで良いのだと思います。

ニッチな仕組みまですべからく暗記することが重要なのではなく、そういった制度があるってことを知っているか否かが重要だと思います。

例えば、医療費控除は確定申告が必要ですが、それを知らない人は年間医療費の領収書を取っておくことはしないでしょう。

「医療費控除が年間の医療費(医療保険外も条件付き可)が10万円を超えた場合に確定申告をすれば、支払った税金の還付を受けることができる」と知っている人は、毎年1月1日からの医療費の領収書を貯める箱を作るでしょう。

税務を生業としない人間は、何も見ずに所得税率の計算ができる能力は必要ありません。

医療費控除と言う制度を知っていて利用しないのと、制度そのものを知らないのでは大きく異なります。

初めは誰だって知らないので、まずは知ることからで良いのです。

人生の選択肢を増やすには、FP3級みたいな広く浅くの勉強は最適かと思いました。

合格だけは簡単

と、非常に出題される分野は広いのですが、合格は正直簡単です。

なぜなら、出題される問題が、二択か三択かしかないからです。

FP3級は記述式が一切有りませんし、正答率6割で合格と言う非常にゆるゆるの試験です。

また、大体の出題パターンが決まっている為、対策をすべき内容も明確です。

そのため、FP3級試験の合格率は、FP協会:8割~9割程度、金財:7割半ば~8割半ば程度となっており、犬も歩けば~状態となっております。

ただ、広く浅く出題される為、有る程度暗記さえすれば、理解が無くとも合格は可能ですが、役に立つかは別の話です。

合格だけでは実生活に役に立たない

上述しましたが、私は「FP3級に合格するだけでは何の能力の証明にもならない」と思っております。

合格する為に必要な最低限の知識が非常に低いからです。

また、社会保障制度に関しては、割とお世話になる機会が多いので実生活に役立てることができるかと思いますが、相続の知識なんかは披露する機会がそうあるもんでもないかと思います。

なので、出題される分野の中でも焦点を当てて知識として押さえることができれば、より実生活に役立てる機会が増えるかと。

そのためにも、合格で終わるのではなく、合格によってお金のことを考える裾野が広がったと考え、新たなる勉強の始まりと思った方が良いかもしれません。

勉強時間と方法について

さて、みなさんが一番気になる勉強方法と勉強時間ですが(そんなことない)、私の場合、大体このくらいかと思います。

  • 勉強時間:50時間程度
  • 勉強期間:12月中旬~1か月程度
  • 勉強方法:参考書を1冊購入して、通勤時間でちまちま読み進めました。問題もついてましたので、全て読み終わった後、問題を2周ほど行って間違った問題のみ再度実施。試験の直前には無料のスマホアプリをダウンロードしてピコピコやってました。

去年、母親が倒れたこともあり、その際に高額医療費制度や障害年金等に関しては調べて学んだ知識がありました。

また、一昨年の年末から東証にお金を寄付すると言う株式投資(笑)も始めましたし、知識はゼロスタートでは有りませんでした。

そのため、全くのゼロスタートの方ですと、もう少し追加で時間が必要にはなるかと思いますが、実生活に当てはめて考えたり、なぜそういう制度になっているのか?といった部分に考えをめぐらしながら勉強すれば、より楽しく学べるかと思います。

次は合格率が格段に下がる2級に挑戦します!

(追記)
2015年9月にFP2級技能士検定を受けてきました。その結果をこちらの記事でお伝えしておりますので、ご参考に!

まとめ

簡単にいえば、きっかけとして最適な資格だと思います。

お金の知識を増やす!と意気込んでも、多種多様な分野を知らなければ知ることのできる範囲は限られるでしょう。

まずは、裾野を広げて、そこから自分の生活に見合った部分を伸ばしていく、これが一番効率的ではないでしょうか。

悲しきかな、自分の身は自分で守らなければいけない時代となってしまいましたので、まずは行動を起こすことからです。

昨日の自分より何か1つでも前へ進めることができれば、1年後に振り返った時、大きく進んでいたことを実感できるでしょう。

少しでも興味がでた方はまずはFP3級に挑戦してみてください。

決して回し者ではありませんが(笑)、受験しての感想でした。

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たんたん

ある日突然現れた「親の借金返済で転落人生」へと…!お金・家族・恋人・時間、全てを奪われた怒りを1年半ブログにぶつけてたら、気づけば「家計のプロ」となってた。見切り発車で会社を辞め「人生の火起こし人」として、独立系のファイナンシャルプランナーで起業。座右の銘は「人生、一念(一年)あれば必ず変えれる」
■転落はある日突然に…プロフィールはこちら
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