本日は、2017年1月1日です。
ハッピーニューイヤーですね!
こんなめでたい日に申し訳無いのですが、発表があります!
2016年12月付で会社を辞めて、フリーランスになりました!
齢30歳、新卒入社から7年9か月勤めあげた会社を退職して人生の舵を大きく切りました。
ここまで色んな想いがあってやってきましたが、非常に悩んだ選択でもありました。
慎重派で石橋をたたきまくって壊し続けてきた私がサラリーマンを続けながら1年半二足のわらじを履いた末に独立と言う選択を選んだ足跡をここに書き記したいと思います。
1億人以上人間がいるこの日本でそのうちのたった1人の言葉ですが、同じ境遇で悩んでいる方に届けばと思い書き連ねます。
1年あれば、人生は変える事が出来る。それを証明して、自らの足跡を誰かの道しるべとして捧げたい。
目次
大企業でもサラリーマンを辞めたい理由
大学を卒業し新卒で創業60年・従業員数5000人・資本金300億円・売上高2000億円を超える大企業に勤めあげて7年9か月でしたが、最後の2年間はずっと辞めたい想いでいっぱいでした。
きっかけはプロフィールにもありますが、親の借金を返済したことです。
毎日を自分に嘘をついて生きていたら絶対後悔するし、自分の市場価値を高めないと家族を守る力も身に付けれない。
そう感じた事が始まりで、ついにその想いを抑えきれなくなったのです。
自分のキャリアを会社が提示する枠でしか選択する事が出来ない
一番はここです。
自分のキャリアを自分で選択できない事が一番嫌でした。
これは決して会社という存在を否定している訳ではありません。
ただ、企業というのは営利目的の法的人格を有した存在です。
であれば、利益を生み出す仕組みを作り出し、その仕組みを継続させ続けることが正義になります。
仕組みを継続するには、その企業ごとに必要な人物像が異なっていて、他社から雇うか自社で育成するかしてどうにか人材を調達するしなければならない。
各人材の品質を標準化するには、マニュアルを作成し、そのマニュアルに当て込んだ人材育成をするのが一番効率的。
大企業に入り、そういった会社の仕組みに従って、定年まで勤めあげる。
でも、自分はそこが納得できなかった。
なぜなら、今後の世の中での「安定」と言う言葉は、「いい大学を出て大企業に入り、定年まで勤めあげる事」ではなく、「常に時代に合わせて自分を変化させ続ける事」だと思っているから。
そして、自分が勤めている会社、この業界では変化し続けるキャリアを歩むことは不可能だと感じたので、この業界から抜け出たいと思うようになったのです。
NTT関係の通信インフラの業界なので、保守的な考えが非常に多くを占めていたのです。
「変える事を嫌う体質」なので、ここでは「変化し続けることが出来ない」と感じたんですよね。
大企業は今の仕事に自分である必要性を感じることが出来ない
また、日々の仕事に自分がその仕事をやる必要性を見いだせなかった事も大きいです。
自分はNTT関連の会社に勤めていて、西日本の通信インフラを守るまぁまぁ重要な仕事をしていました。
通信インフラは常に稼働し続ける事が一番大事なので、新しい事をする事を極端に嫌う風潮がありました(少なくともうちは)。
変化をしないという事は今までと同じ事をするという事。
新しい事をしないという事は自発的な行動は良しとされず、上司から言われたことをやる事が正義となる事が多かった。
「人から言われた事を淡々とこなすだけなら、別に誰でもええんちゃうの?」
組織運営をする上での大きな課題でして、実際なかなか簡単に解決できない事だとは思っております。
ただ、色々と自分なりに環境を変えようと努力をした結果、「自分で新しく仕掛ける方が自分である必要を感じる事が出来る」との考えに至ったんです。
大企業は形だけの仕事が非常に多い
大企業や公的な機関に勤める方にあるあるでは?と思うのですが、仕事の手段が目的化していて、見かけ上やる形だけの仕事が多いと感じたのも、辞めたいと思った大きな理由の1つです。
例えば、何かしら仕事をする際のチェックリストとかですね。
仕事はその時々に合わせてルールを変えていくべきなのですが、前任の方や前々任の方が作ったチェックリストをいつまでも同じ項目で運用しており、そのチェックリストにある項目を埋める事が目的となっている。
チェックリストは何かしら失敗を防ぐ機能や品質を標準化する為に存在するので、形骸化しているのであれば実態に即したものに改良をしないといけない。
でも、前からある仕組みを変える事はパワーが必要だし、やり方を変える事で変えた人に責任が発生するのを嫌がり、結局意味ないよなぁ~と思いつつも、過去のルールを踏襲し続ける。
「とりあえず、何か言われたらダメなので、形だけやっておきましょう」
職場に蔓延るその言葉が凄く嫌でした。
やっても意味無いと思う事は変えていかないといけない。
自分は客先常駐と言う立場でしたが、お客様の仕事の仕組みが良くないと常日頃感じていたので、立場的にはNGなんでしょうけど、納得できない事には声を上げてNOと言って、改善するように推し進めておりました。
自分で言うのもあれですが、相当、厄介な人間だったと思います(笑)
でも、自分の人生って有限であって、自分が生きた時間の濃度が直接自分のキャリアに反映されると思っています。
なので、意味の無いと思う事に時間を使ってたら、意味が無いと感じる仕事を自分に嘘をついてやり続ける能力が付くだけだと思うんです。
自分なりに変えようと努力はしたつもりでしたが、大きな組織の中で1人で戦っても誰も守ってはくれ無かったですし、その環境で黙々と仕事をすることに納得できませんでした。
大企業には楽しそうに仕事をしている人が少ない
これは社内政治・既得権益と言った年功序列の弊害とも言えるのだと思いますが、現場で働いている人の活力の少なさ。
仕事はつらくて苦しい事を我慢する事と言わんばかりの人たち。
形骸化している事は分かっているし、組織を変えないといけないと理解していても、「とはいえサラリーマンだから組織のいう事に従わなければいけないんよ」と結局何もしない人たち。
仕事帰りの飲み屋で後輩・同僚・上司・組織への愚痴ばかり言うだけで、次の日にはまた同じように働いている人たち。
誰が悪い訳でも無いけど、自分の周りにいる人で楽しそうに仕事をしている人はほとんどいませんでした。
みんな何かを理由に自分の本音を内に秘めて仕事をしており、既存の仕組みを変えようとしない人ばかり。
申し訳ないけど、ここにいてはダメだと常に恐怖感を持ちながら仕事をしていました。
不満を抱えながら、文句を言い続け、アフターファイブでそれを発散し、また次の日は同じ事を繰り返す。
それでは組織に未来は無いと思うのです。
会社側がキャリアパスを明示できていない
またこれも年功序列の弊害だと思うのですが、会社側が若手のキャリアパスを提示できていないとも感じておりました。
社内の評価制度や教育制度が長い間変わっておらず、時代に合っていない。
同じ階級の人で昇給できる人は一定の割合の人間のみ。
絶対評価ではなく相対評価なので、10人中10人がすごい結果を出していても、昇給できるのは3人のみなんてことに。
そして、仕事での定量的な成果よりも、上司とどれだけ仲が良いかという定性的な評価が蔓延る現場。
ここも疑問を感じて色んな人に話を聞きましたが、少なくとも自分の周りに適切に評価されていると感じている人はほとんどいませんでした。
また、うちの業界的に客先常駐が多いのですが、一度社外に出た人間は10年近いスパンで社外を転々とする事が多く、自分の将来のキャリアを描くことが出来ていない人が多いのも社内的な問題でした。
もちろん、組織が大きくなりすぎると運営・管理もコストが掛かり、的確なキャリアパスを提示する事が難しくなるのは理解しています。
多分、全ての人間が100%満足する事はほぼ無理に近いでしょう。
ただ、年功序列によりそれほど結果を出さない人間が管理職やマネージメント側の仕事をする仕組みになってしまうと、時代の変化に合わせた仕組み・制度作りをする能力・体力が会社に蓄えられず、結果的に時代に即した仕事の仕組みを作れずに現場の若者に対して会社としてのキャリアパスを提示できなくなる。
そして、若者が自分の安い給料と今の自分の仕事に意味を見いだせず、この先自分がどういった人間に育っていくかもイメージできずに、そのくせ大した仕事をしないおっさんどもはヌクヌク高給をもらっている事に嫌気がさし、仕事を辞める。
これって、若者のキャリアという社会全体でも貴重なリソースを、社内政治で年功序列を勝ち抜いてきた老害達が搾取しているだけだと思うんですよね、ホントに。
もちろんすべての会社がそうと言うことは無いですけど、やっぱり能力のある人を上にあげる仕組みが無いと、組織はダメになってしまいます。
会社の仕組みが時代に合わせれていないのは、マネージメント側の人間、経営陣の怠慢です。
やっぱり今の時代に年功序列の制度はあわないと思います。
このまま大企業に勤めていれば人生安泰という考えが受け入れれなかった
あと、もう一つ。
そんなこんなで常日頃こんな話を周りにしていた自分は危険人物と捉えられていたと思うのですが、こんな感じで「納得できない」と話すと意外と同じように会社に対して疑問・不満を感じている人が多かったんですよね。
ただ、そういった会話をしても最後に返ってくるのは「なんだかんだ大企業に勤めているから大丈夫でしょ」という言葉。
自分はそこにも納得できませんでした。
会社に不満が無くて、満足しているなら全然問題ないと思います。
組織に問題点があって、常日頃現場からのフィードバックで改善を繰り返してるなら良いと思います。
でも、多くの人の口から出る言葉はその逆でして、正当に評価されないと感じる評価制度、形だけで形骸化しているたくさんの制度、将来のキャリアがイメージできないキャリアパス。
そんなワードばかりです。
多くの人が今の現状に不満や問題点があると感じながらも、今の自分や組織を変える事よりも、自分で考える事を捨て組織の仕組みに従う事を選んでいたのです。
考えるのを放棄した時点で、他人から提示された選択肢に頼るしかなくなると思っています。
人から与えられた道を歩んでいても、そこに自分なりの試行錯誤が入り込むことは少ないです。
自ら考え、行動を選択し、自らの責任を以って前に進んでいく事でしか人は成長しないと自分は思っております。
自分に嘘をつきながら仕事をする事に自分の時間を使えば、嘘をつきながらも仕事をする能力が上がるでしょう。
大企業でもベンチャー企業でも個人でも、与えられた24時間はみな平等。
その時間の使い方そのものが自分のキャリアとなる。
自分に嘘をつき続けている人の時間と、毎日本気で生きている人の時間ではその濃度も変わってくるのは自明の理でしょう。
こんな時間の使い方では会社の看板を下ろした時に、個の力が無い人間になってしまう。
自分はそう想い、「大企業勤める=将来安泰」とは感じれず、組織を抜ける選択をしたのです。
時間を浪費しているようにしか感じれなかった
と、以上の事から、自分に嘘をついて自分のキャリアを浪費しているようにしか思えなかったんですよね。
別にサラリーマンが悪い、大企業が悪い、フリーランス最高!なんていうつもりは毛頭ありません。
ただ、自分なりに仕組みを変えようと努力をしても組織が変わらなった事で見えた、大企業の動きの遅さと業界全体の危機感の薄さは自分ではどうしようも無いと感じたので、今自分が見えている業界からは出なければいけないと判断しただけです。
きっと、同じ業界でもしっかりやってるところもあると思いますし、組織の中で働く方が幸せな人も多いと思います。
でも、これ以上自分が納得できない時間の使い方をする事に耐えられなかっただけなのです。
だたそれだけでして、自分のキャリアを自分で選択していきたいと感じて、それにはフリーランスという方法が今は一番最適だと判断しただけです。
それもこれも全ては試行錯誤。
正解なんてものは誰にも分からない。
ただ、自分に嘘をつく事だけは間違い。
それだけは言い切れます。
大企業のサラリーマンを辞めるメリット
と、そんなこんなでフリーランスになる事を選択しましたが、サラリーマンを辞める事で得られるメリットも多いと思ってます。
自分の時間を自由に過ごす事が出来る
自分で自分の時間の使い方を決める事が出来る。
これはサラリーマンにはかなり難しい事だと思います。
相当結果を出していて、社内の仕組み上、結果を出していれば自由にしてもいいといった場所であれば可能でしょうけど、ほとんどの方が出来ないものかと思います。
仕事をする時間も休む日も自分が決める。
すべては自己責任で、自分のキャリアを自分で決める事が出来る。
それがフリーランスの一番大きなメリットだと思います。
平日のお昼に予定を入れる事が出来る
これは何気に嬉しいのですが、色んな生活スタイルの人に予定を合わせる事が出来るのもフリーランスの強みだと思ってます。
最近は、サラリーマンの方よりも、自営業や経営者の方に会う事の方が多いのですが、そういった方は平日の日中帯にアポを入れる人が多いと感じます。
そういった平日日中帯に人と会えることもサラリーマン生活を長く続けていた自分には新鮮だし、役所等にも割と気軽に行くことが出来ます。
ん~、これは嬉しい。
既に今からウキウキです。
自分のやりたい事に集中できる
これも凄く大きなメリットですね!
自分で時間の使い方を選べるので、自分がやりたいと思う事に時間を使える。
自分で自分のキャリアを選ぶ。
まさにその生き方に合ってるのかと思います。
形だけの仕事も自分が作らなければ良いし、そういった方とお仕事をしなければそんな経験をすることも無いです。
大企業のサラリーマンを辞めるデメリット
とはいえ、デメリットももちろんあります。
補償の面なんかは、フリーランスはサラリーマン様の前には天と地ほどの差があります。
毎月の収入が無くなる、補償が弱くなる
フリーランスになるに当たり一番恐れる事では無いでしょうか?
毎月の収入が無くなる事。
そして、健康保険・厚生年金等の補償が無くなる事。
これはまごう事無き事実でして、どうあがいても勝てません笑
それと引き換えに得れる自分なりの自由って感じですかね。
今日の飯も、明日の飯も自分の行動次第です。
そう考えると、ブログの検索流入からの収入があるという事は非常に大きな後押しとなりました。
ブログを選んだ過去の自分をほめてあげたい・・・。
誰も決めてくれない
あと、自分の生き方を誰も決めてくれません。
昼間で寝てようが、1週間ゴロゴロしてようが、自由です。
誰もなんも言ってくれません。
人に決めてもらうという事は、その枠組みの中でやっている以上、ある程度のルールに守られているという事。
その枠組みから抜け出すならば、責任は全て自分次第。
プラスもマイナスもクッション無しで自分に跳ね返ってきます。
まだあんまり実感がありませんが、自分で選べるメリットの方が大きいのかなぁ?って思ったり。
自分のやりたい事に集中できない
で、なんかよさそうな事ばかり書きましたが、デメリットとして「自分のやりたい事に集中できない」と言う点があると思います。
ん?言ってる事が逆では?と思われますよね。
実際に1年半の間、サラリーマンと別で事業を走らせていた中で感じたのは、収入のベースを確保する力が付くまでは全然やりたくない事でもやらないと仕事が無いって事です。
サラリーマンを辞めて次の月からいきなり30万円も稼ぐことは正直なかなか難しいと思います。
だって初めは誰だって出来ないところから始まるので、誰も仕事を頼んでなんかくれません。
そうなると、本当に自分のやりたい事があっても、生活の為に取る仕事ってものが出てきちゃうのはフリーランスあるあるかと思います。
自分で自分のキャリアを選択する為にフリーランスを選んだはずなのに、結局誰かからの選択を与えてもらわないと生きれない。
鶏と卵な話になりますが、ここを超えて行かないと毎月の生活を安定させる事は難しいのだと思います。
自分は石橋をたたきまくるタイプだったので、この期間をサラリーマンのうちに何としても超える為に、1年半の間、平日の17:30以降と、土日祝を事業につぎ込み続けました。
そのおかげか、ありがたい事にサラリーマンを辞めても食っていけるくらいには収入を立てる事が出来たので、であれば平日の9時~17時半もそっちにつぎ込んでいこうっていう判断に成った訳です。
なので、やりたい事があるからと今の環境を完全に捨ててゼロから走り出す人を見ると本当に尊敬します。
自分にはその勇気が無かったティキンマンだったので・・・汗
大企業のサラリーマンを辞めてやりたい事
と、折角ですので、今後やっていきたい事を並べていきます。
独立系のファイナンシャルプランナーとしてあらゆる家計の悩みを解決できる人間になりたい
まずなんの事業をしているのか?ですけど、独立系のファイナンシャルプランナーとして家計の見直しをやっております。
親の借金を返済する経験が転じて、自分の経験を活かしながら個の力で戦えることは何か?と考えた時に出た選択肢です。
自分の知識が武器となり、不動産・保険・税金・通信費・投資などなど、各専門家さんをこちらで選別し、お客さんのニーズに合った方を紹介するという動き方ですね。
自分自身、親が月6万円の掛け捨ての保険に入っていたり、親がリボ払いの仕組みを理解しておらず300万円をカードキャッシングで積み上げている状態で更に車をフルローンで購入しているような家計を再生すべく努力してきたので、ある程度はたくさんのサービスを比較検討してきて選別してきました。
まだまだ未熟な部分も多々ありますが、赤字の家計を黒字にする事は得意ですので、もっともっと認知されるような存在となっていきたいと思っております。
自分の市場価値を高めて○○ならあの人!と認知されたい!
分野は正直なんでもいいのですけど、市場価値を高めて○○の人と呼ばれるようになりたいですね。
今年の目標の1つに学校でお金のセミナーをやるってのがありまして、キャリア教育の一環としてお金の知恵を学ぶ大切さを伝えたいと思ってます。
そんな感じで声をかけてもらえる存在を目指して頑張ります!
きっかけを与えれる人間になりたい
そんなこんなで親の借金を返済して2年半くらいでフリーランスになるという選択をしましたが、決して1人の力でここまでこれたわけではありません。
色んな方とのご縁があって、まだまだ未熟な自分にたくさんの方が人脈・チャンス・経験・知識・アドバイスを与えてくれたおかげで、ようやくここまで来れました。
「こんなに良くしてもらって自分は何を返せばよいのでしょうか?」
との問いに、「私も諸先輩から同じようにしてもらったから、きみも同じように困ってる人が目の前に現れた時にその人に手を差し伸べてもらえたらそれで十分だよ」って応えてくれたあの言葉。
そっくりそのまま、手を差し伸べれる側になっていきたいと思っております。
自分はお金でしんどい想いをしてそこから抜け出すのに2年半かかってしまったけど、同じように環境が原因で本来の自分の輝きを出せていない人も絶対にいると思います。
そんな人に対して、背中を見せる事できっかけを与えれる存在となりたいです。
お金だけじゃなく、人の縁と輪でも循環型の社会を作りたい。
全てを失ったゼロからの出発でも人生を変えれる事を証明したい
2014年の1月23日に母がクモ膜下出血で倒れ、その時に実家の借金が発覚し、医療費も払う事が出来ない状況に「なんとかなる」と言って何も行動を起こさない父の姿に絶望した日から、3年弱。
自分の1人暮らしの生活を捨て、実家に戻り、自分の年休を消化してごみ屋敷となっていた実家を片付け、何も分からない状況の中、飛んでも無い状態の家計を再建すべくとにかくお金の事について調べる毎日。
ちょうど、仕事も一番の山場を迎えてはいたものの、誰も代打を用意する事が出来ず、自分がフルで出勤をしないと回らない職場環境(恨み節笑)。
60歳を過ぎて貯蓄も無く借金しか無い状態でも危機感は薄く行動を起こさない父。
高次脳機能障害によるコルサコフ症候群を負ってしまった母。
20半ばを過ぎてもフリーターで経済的に自立できていない2人の弟。
そんな状況に絶望し、当時の彼女に振られる俺!
当時は、「なんで俺だけこんな目に遭うのか?」と全ての人間を恨んでいました(笑)
※今まで当時の彼女の事を考えて振られた事は書いてきませんでしたが、もしこの文章を読むことがあった際に「恨んでは無いから気にしなくて大丈夫よ!死にかけたけど何とか持ち直したから(笑)」って事を伝えるべくあえて書きました!
と、もっと大変な人も山のようにおりますが、2014年に自分は一回全てを失って、何も知らなかったお金の事を学び始め、「インプット&アウトプットによって学習を促進する&自分が学んできたことのナレッジを作る&自己ブランディングをする&収益化によって経済的に独立する」との理由からこれまた全くしなかったブログを始めました。
ブログを運営し始めて、ちょうど2年となりますが、今ではありがたい事にブログだけで平均的なサラリーマンの収入程は生み出せる状況まで持ってくることが出来ました。
それもこれも全くのゼロから始めた事ばかりです。
自分には何も誇れるものが無いから。
自分にはやりたい事も何も無いから。
そうやって夢・目標・やりたい事を諦めてしまう人が多い世の中。
そんな人に自分は全てを失ったゼロからの出発でも人生を変えれる事を証明して、背中を見せる事を人生をかけるきっかけをシェアできる人間になりたいと思ってます。
偽善とか、詐欺とか、ネットワークビジネスとか色々と言われましたが(全部違うねんけど笑)、人のご縁のおかげでここまでやってくることが出来たので、もっともっとこの輪を広げたい。
次は自分がシェアしていく番。
そうやって人に勇気を与えれる存在となっていきたいと思っています。
大企業のサラリーマンを辞めたいと感じる過去の自分へ
と、興奮冷めやらぬ状態で、退職エントリを書き連ねました。
色々と辛い事もありましたが、心折れながらもここまでやってきて良かったと思います。
心が折れては寝込む日々があったのは今ではいい思い出です(笑)
そんな仕事を辞めたくて仕方が無かった過去の自分に向けて、言葉を残して締めたいと思います。
諦めるな、暗闇の中でも行動し続けていれば絶対に人生は変わる
ホント、これを当時の自分に言ってやりたいです。
右も左もわからずお金の勉強をして、必死で家計の改善をやり、ワードプレスってなんじゃい?ってところからブログの運営を始めたのも全て独学だったので、1人でめちゃくちゃつらかったんです(笑)
何度も心が折れましたけど、曲がりなりにも努力して行動をし続けた結果、本気で行動を始めて1年ほどでサラリーマンの給料を超えるくらいには売り上げを立てる事が出来て、自分の人生の選択肢を自分で選べるようくらいには持っていくことが出来ました。
初めは誰もが出来ないので、やり続けて結果が出るかなんて分からないのですが、ゼロからでも毎日続けていれば1年あるだけで大きく人生は変わります。
自分よりもっと壮絶な人生を歩んでいる友人がおりますが、その子も同じように1年あれば人生変えられると言ってました。
暗闇の中だとどれだけ走れば出口につくかも分からないし、この方向であってるかも検討もつかないけど、自分に嘘をつかず今自分が思うベストの選択をつかみ取り続ければ絶対に人生は開ける。
なので、そのまま自分を信じて頑張って戦略的にブログを書き続けて、足を使ってファイナンシャルプランナーとして行動しつづけてねー!(笑)
取捨選別をすれば、もっと早く結果は出せるよ
今思いかえれば、この2年半ずっと本気を出していたかというと、そうではないと思ってます。
母が倒れて実家と家計を綺麗にするくらいの時はあまり記憶が無いくらいには頑張っていましたが、それ以外の時はアップダウンを繰り返しながら前に進んでいたのが実情です。
方向は変える事は無く、突き進んできはしたのですが、体感的にあと半年くらいは早く今の状態に持ってこれたと感じます。
選択と集中が苦手で、全てを拾おうとするのが自分の良くないところで、捨てるべきものを捨てるまでにかかる判断をもっと短くしなければいけないと思っております。
なので、言い換えれば脇目を振らずにもっとの収益化に注力すれば、もっと早くに独立をイメージできたはず。
これも後になってしか分からない事なのでたらればではありますが、当時の自分に言ってやりたい事です。
自分を信じろ!諦めなければ自分に自信を持って人生を変える事が出来る!
1つ目とかぶる感じはありますが、当時の自分は自分に自信が持てなくて、「どうせ俺なんかが何をやっても変わらんやろうなぁ」っていうスーパーネガティブなところからスタートしています(笑)
全然、自分を信じてなかったんですよね。
自分を信じることが出来なかったので、その恐怖心をガソリンにずっと走り続けてきた節はあるのですが、まぁこれは心臓に悪い事この上ないです笑。
今になってこそ言えますが、何度も死にたいと思いましたし、自分の居場所が無い、誰からも必要とされていないと思い、寝込む日々も多々ありました。
その原因の1つとして、常に自分を自分が認めてあげてなかった事があると感じてます。
自分はできない。
こんな年になっても家族もお金も恋人もいない自分はゴミくず当然だ。
的な感じで、24時間自分の事を自分で痛め続けていたので、そら病んでしまいます(笑)
とはいえ、当時は必死だったし、正解も分からなかったので、ずっと自分を責め続けていました。
今でもそういった節はありますが、当時に比べたら精神的な余裕はめちゃくちゃ増えましたね~。
初めに出来ない事は当たりまえ、そっから自分を信じて毎日努力を重ねるしかないんです。
そんなこともやってみないと分からないこの世の中。
当時の自分に言ってやりたい珠玉の一言です。
「自分を信じてやれ!前を向いて毎日努力すれば絶対に人生を変えて自信をつける事が出来る」と。
なんでも、一回出来てしまえば、同じことをやるのにかかる時間は少なくなります。
そうやって一つ一つ自信をつけて人は大きくなる。
そんな事を学べた2年半でした。
終わりに
そんなこんなで退職に際しての想いと自分の歩んできた道を記してみました。
人生上を見ても下を見てもきりが無いもので、もっともっと大変な人は星の数ほどいます。
自分はお金だけですみましたが、場所と時間と国とが違えば、何も罪も無くても命が奪われる人だっている世界に自分たちは住んでいるのです。
そんな中、日々の仕事がしんどいとか、彼氏彼女がうるさいとか自分に閉じた問題だけで文句を言ってる人は、もっと努力をすべきだと思います。
環境が原因で自分の人生を捧げないといけない人だってたくさんいる世の中なので、自分だけで解決できるような問題であれば、さっさと努力して解決しなさいって思うのですね。
それは2013年に東北の被災地復興支援に行った時にも感じました。
「自分はなんて恵まれているんだ」と。
と、そんなこんなも含めて、色んな人に背中を見せれる人になりたいと思ってます。
まだまだやる事はいっぱいですけど、今年は「独立系ファイナンシャルプランナーとして家計のスペシャリストでの活動」と「ブログによる家計の情報発信」と「お金と人生を交えたキャリア教育」辺りを柱にできればと考えております。
LINE@のアカウントも作成致しまして、ブログでは伝えれない情報やリアルな交流会等も流していく予定なので、是非ともこの機会に登録して下さい!(笑)
仕事の悩み、お金の悩み、ブログの始め方についてお困り事があれば、LINE@から相談して頂ければ出来る事は協力させて頂きますので、気軽にどうぞー!(∩´∀`)∩

ここから始まるフリーランス1年目。
自分の人生に嘘をつかず、悔いない人生を送る為に、全力で生き抜きます!
この記事が少しでもあなたの人生の糧になれば幸いです。

たんたん
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