クロネコDM便の料金・配達日数は?追跡有りで上限164円だが個別契約が必要。

クロネコDM便とは

先日、クロネコヤマトさんからクロネコメール便サービスの廃止が発表されました。

個人的にはオークション等の売買で非常にお世話になっていたので、ショックでしたが、「遂にこの時が来てしまったか・・・」という気持ちでした。

24時間365日営業のコンビニでも取り扱い、全国一律の安価な料金で発送が可能で追跡番号サービスも有りと言うことで、前々から「ほんまに元とれてるんかなぁ?」って思ってまして、新しいサービス内容が大口契約のみとなったことも踏まえると、やはり採算的に厳しいものがあったのかと察します。

公式のアナウンスは「お客様が知らないうちに信書を送ってしまうリスクを防ぐ」ですが、個人的にはきっとそれだけでは無いのでしょうねーって思います。

この記事では、そんなクロネコメール便に変わる新しいサービスであります、「クロネコDM便」のサービス内容詳細をお伝え致します。

【この記事で伝えたいこと】
クロネコDM便は法人向けサービスなので、今までクロネコメール便を利用していた人は別のサービスへの変更を検討を!

クロネコDM便とは

クロネコDM便とは、クロネコメール便の廃止に伴い、2015年4月1日より開始される新サービスのことです。

2015年2月23日に遂にサービス内容が発表されましたので、どんなサービスなのか?の紹介と、これからの身の振り方を考えたいと思います。

クロネコDM便とは

クロネコメール便とクロネコDM便の簡易比較

サービス内容詳細をお伝えしますが、私が一通り確認して感じたのは、「完全な大口顧客向けサービスになった」と言うことです。

クロネコメール便は個人でも利用できましたので、ヤフオク!等のオークションやメルカリ等のフリマアプリの商品発送に利用されていた方も多かったでしょう。

私もその一人なので、大口顧客向けサービスに変わってしまったのはなかなか痛いです・・・。

で、どうすれば、一撃でサービスの特徴を伝えれるか考えまして、クロネコメール便と比較すれば分かりやすいのでは!?と思い至り、比較表を作ってみました。

クロネコメール便とクロネコDM便の比較表

いかがでしょう?

基本的な使い方の部分については変更はありませんが、「利用ユーザ」・「発送方法」・「オプションサービス」・「料金」の4つで大きな変更が加わっています。

それぞれ順番に詳細をお伝え致します。

クロネコメール便から変更されたサービス内容

まずは、クロネコメール便と比べてサービス内容に変更があったものです。

メール便を利用されていた方はこちらのみを気を付ければ大体のサービス内容が分かるかと思います。

クロネコDM便を利用できるユーザ

利用ユーザの変更が一番大きいサービス変更かと思います。

今までは誰でも使用出来たのですが、クロネコDM便は事前に契約した法人や事業主しか利用できません!

なんとーーー!!

クロネコDM便利用の流れ

現在、クロネコメール便の大口契約をしていれば、取り扱い物の確認をヤマトさんが行い、クロネコDM便に移行出来るみたいです。

契約をしていない我々一般ユーザは「クロネコDM便お取引申込書」で事前に申し込みすることで、契約に持っていく必要があるそうです。

家にある不用品を捌いてるレベルでは大口契約とか無理やーん!(笑)

ただ、契約による年会費等の契約条件がHPには明記されていないので、もしかすると一般ユーザでも契約可能だったりするかもしれませんね。

今度、営業所に突撃して聞いてみようと思います!(笑)

クロネコDM便の発送方法

今まで利用出来たコンビニからの発送ができなくなりました!

と言っても、事前に契約が必要になりましたので、一般のユーザは利用できません。

そもそも、大口の方は数が多いのでしょうから、集荷に来てもらってたんでしょうね。

今後、利用することがありましたら、ドライバーさんに集荷してもらうか、営業所に持って行くかの2択になります。

まぁ、コンビニで取り扱いしてもらう手数料とコンビニまで集荷する手間を考えたらクロネコDM便の方が経営的に合理的な気がしますね。

クロネコDM便のオプションサービス

クロネコメール便では速達サービスのオプションがあるだけでした。

詳細は不明ですが、クロネコDM便はユーザの利用形態によって様々オプションサービスを提供するみたいです。

低価格の薄利多売商売からの転換ですね。

これも契約してみないと何とも言えませんねー。

クロネコDM便の料金

料金の上限は164円(税込)とするみたいです。

各種サービス内容・取り扱い数・発送地域で料金を変える感じでしょうかね。

クロネコメール便と同様のサービス内容

利用ユーザが大幅に減ってしまうと思いますので、クロネコメール便からの変更が無い部分だけをお伝えしても「契約できねーし!」って方が多いかと思いますが、こちらもお伝え致します。

クロネコDM便で発送可能な内容物とサイズ

クロネコDM便で送れるものはクロネコメール便で送れるものと同じみたいです。

また、サイズと重さの上限も変わりがありませんので、今までと同じ様に利用可能みたいですね。

クロネコDM便で扱えるもの

クロネコDM便の到着日数

発送にかかる日数や、紛失や遅延に対しての補償が無い点、また到着日時の指定ができない点も同じみたいです。

サービスレベル

総評

冒頭にも述べましたが、完全な大口契約向けのサービスになってしまいました。

サービスの内容自体は、取り扱い可能物・サイズ・発送日数等に変更が無い為、基本的に変更がありませんが、利用ユーザで絞られてしまったイメージですね。

で、料金は利用ユーザ毎に決めるので、ユーザ毎のオプションサービス提供が可能となったのでしょう。

まぁ、つまりは、「全国一律安価な発送サービスという低価格に付加価値を置いたサービス」から「ユーザ毎のニーズにマッチした流通ソリューションサービス」に変更したってことですかね。

低価格での競争は終わりなき消耗戦で、同業他社を巻き込みジリ貧の闘いになってしまいますので、付加価値の提供と言う面で企業の特色を出して行くべきだと思います。

一般ユーザがおいてけぼりなのはある面仕方が無いですが、ここまで全国に広まったサービスを大きく変えたのは企業としてなかなか大きな判断ではないでしょうか?

この大きな変更が物流業界にどんな影響を与えるか見守りたいと思います。

クロネコメール便の代替サービスは?

クロネコメールを利用していた個人ユーザはクリックポストが代替サービスになるかと思います。

クリックポストは全国一律164円でA4サイズ・厚さ3cm・重さ1kg以内のモノが発送可能なサービスで、追跡番号も有ります。

自宅でラベルを印刷するのでプリンターと決済用のクレジットカードが必要ですが、価格帯とサービスレベル的にほとんどのユーザがクリックポストを利用する気がします。

代替サービスも検討して比較しておりますので、ご参考に!

まとめ

それではおさらい!

【クロネコDM便とは?】

  • 発送サイズ・到着日数等、基本的なサービス内容はクロネコメール便と同じ
  • 料金は上限164円で契約内容次第
  • 発送はドライバーさんの集荷か営業所への持ち込みのみ
  • 様々なオプションサービスを利用可能

82円で発送可能だったクロネコメール便が懐かしいですが、なかなか利益確保も難しかったんでしょうねー。

クロネコDM便は個人ユーザ向けでは無く、大口ユーザ向けのサービスとなってしまったので、今まで利用していたユーザは代替サービスを探す必要があります。

かくいう私もその1人ですが、やはりクリックポストで送ることがほとんどですね。

残念ながら、同じサービスがいつまでも続く事はありませんので、時代の変化に合わせて自身の動きも柔軟に変えていきましょう。

ちなみにメルカリでの最安発送方法を判断する流れを考えてみたので、こちらも参考にしてください。

この記事が少しでもあなたの人生の糧になれば幸いです。

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たんたん

ある日突然現れた「親の借金返済で転落人生」へと…!お金・家族・恋人・時間、全てを奪われた怒りを1年半ブログにぶつけてたら、気づけば「家計のプロ」となってた。見切り発車で会社を辞め「人生の火起こし人」として、独立系のファイナンシャルプランナーで起業。座右の銘は「人生、一念(一年)あれば必ず変えれる」
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