日本郵便が提供するサービスにレターパックと言うサービスが有ります。
レターパックにはレターパックライトとレターパックプラスの2種類が有り、どちらも専用の封筒を購入して全国一律の料金で発送できるサービスですが、それぞれ発送可能サイズ・料金・お届け方法等が異なります。
個人的なイメージとしては、「クリックポスト以上、宅配便未満」という大きさにちょうど良い料金形態って感じです。
特にレターパックプラスは厚みの制限が無く、上手に梱包すれば例え20cmの厚みを超えても発送可能で便利です。
そのため、定型外郵便で870円必要だったものが、レターパックプラスで510円で送ることが出来た!という場合も有り、うまく利用すればコスト削減につなげることが可能です。
そのためにはレターパックのサービス内容をしっかりと知っておく必要があります。
この記事ではレターパックのサービス内容についてお伝え致します。
レターパックは他のサービスとの棲み分けを意識して利用すると効果的!レターパックプラスをクリックポスト以上、宅配便未満で利用するのが一番賢いか・・・?
目次
サービス内容
レターパックにはレターパックライトとレターパックプラスの2種類が有りますが、共通するサービス内容については「レターパック」と表現します。
それぞれ固有のサービス内容は「レターパックライト」と「レターパックプラス」と記載致します。
それでは順にサービス内容をお伝え致します。
送ることが出来るモノ
レターパックでは危険物以外のモノを送ることができます。
相手に送りつけるとヤバいモノ以外は送ることができますので、たいがいのモノは送ることができます。
ちなみに、香水はアルコール度数が高くて発火性があるとの扱いなので、日本郵便では送れません。
最大サイズと最大重量
レターパックライトの発送物は最大サイズが34cm×24.8cm×3cmで、最大重量が4kgです。
レターパックプラスの発送物は最大サイズが34cm×24.8cm×厚さ制限無しで、最大重量が4kgです。
どちらも専用の封筒の大きさはA4サイズ同じですが、レターパックプラスには厚み制限が無いってのが大きな違いですね。
クリックポストが1kgまで&厚さ3cm制限なので、その大きさを超えるとレターパックが最安になることが多いですね。
信書取り扱い
レターパックは信書の取り扱いが可能です。
請求書や証明書等を送ることが可能なので、信書発送の際に追跡番号を利用したい場合はレターパックライトが便利ですね。
料金
レターパックライトの料金は全国一律360円です。
レターパックプラスの料金は全国一律510円です。
サービスレベルを抜きにすると、発送物の大きさに合わせて「クリックポスト(164円)→レターパック(360円 or 510円)→宅配便(700円程度~)」という順に価格も上昇していく感じですねー。
宅配便だと発送地域によって金額が大きく変わりますが、レターパックは全国一律料金と言うのも大きなメリットです。
まさに、クリックポスト以上、宅配便未満をカバーした料金プランかと思います。
差出方法
利用可能な差出方法はポスト投函 or 郵便局差出です。
レターパックライトは厚さ3cm制限なのでポスト投函は可能でしょうけど、厚みモリモリのレターパックプラスはポストに入らないことがほとんどです。
たんたんはレターパックプラスを利用するのはだいたいが厚みモリモリの時なので、基本的に郵便局まで持って行ってます・・・。
ポスト投函だと時間を選ばないので便利ですが、仕方が無いですねー。
配達方法
レターパックライトの配達方法は宛先の郵便受けに投函です。
レターパックプラスの配達方法は宛先住所にて対面手渡しです。
同じレターパックサービスですが、送り際へのお届け方法は異なります。
対面手渡しが確実なので、ポストから抜き取られるリスク等も押さえたいならばレターパックプラスがオススメです。
宅配便の様に補償は有りませんが、かなりの安心材料になると思います。
付加サービス
次にレターパックの付加サービスについてお伝え致します。
追跡番号
レターパック番号追跡が利用可能です。
どちらのサービスも追跡番号は利用可能ですので、発送した荷物の発送状況をネットで確認することが出来ます。
発送補償
発送事故の補償は無いです。
宅配便に劣るサービスレベルとしては、発送事故での補償が挙げられます。
全国一律料金で安価に発送が可能なサービスなので、致し方が無いとは思いますねー。
着払い
着払いサービスは利用不可です。
レターパックは専用の封筒を先に購入して発送物を梱包後に発送するサービスなので、差出の際に料金を支払うことは有りません。
そのため、着払いは利用不可能です。
代金引換
代金引換サービスは利用不可です。
着払いと同様で、先に封筒を購入するので代金引換も利用できません。
利用にあたって
レターパックのサービス内容は上記の通りで、実際に利用するにあたっての情報は以下の通りです。
発送方法
専用の封筒に住所情報と商品名を記載して、発送物を梱包すれば後は発送するだけです。
一度やってみれば次から迷うことは無いと思いますが、初めてだと戸惑うこともあるかも知れません。
レターパックの発送方法については、以下の記事で画像を用いて解説しておりますので、参考にして下さい。
link:[How To]レターパックの発送方法と注意点を画像付きで解説するよ!
入手方法
レターパックは郵便局か切手SHOPで購入可能です。
郵便局では窓口で現金を支払って購入します。
切手SHOPは日本郵便が運営するオンラインショップでして、そちらでも購入可能です。
切手SHOPではクレジットカードを利用可能なので、現金で支払うよりもお得になりますが、レターパックライトもレターパックプラスも20枚ずつしか購入できません。
良く利用するなら20枚購入しても問題有りませんが、あまり利用しない場合は20枚は多いかも知れませんね。
注意点
特にレターパックライトはクリックポストとの棲み分けを意識する必要があります。
発送サイズは両者ともほぼ同様でして、差分としては重量制限・信書の取り扱い可否・配達速度が挙げられます。
クリックポストの料金が164円なので、レターパックライトでもクリックポストでも発送可能なモノは164円のクリックポストで送った方がコスパが良いです。
安くするには?
と言うことで、先に封筒を購入する必要があるので、レターパックの発送料金を抑えるには「専用の封筒を安く購入する」しか方法が無いです。
安く購入する方法は複数ありますので、順にお伝え致します。
切手SHOPで買う
先ほど紹介した切手SHOPならクレジットカード決済が利用可能なので、ポイント還元率分発送コストを浮かせることができます。
例えば、年会費無料で1.5%の還元率のP-one Wizカードなら常に1.5%引きの料金で送れるのようなもんです。
ただ、20枚単位でしか購入できないので、ライトユーザにはオススメできませんが・・・。
金券ショップで買う
レターパックは金券ショップでも購入可能です。
お店によって割引率はかなり違いますが、5%引きで購入できたりします。
ただ、店によっては10枚単位等の枚数制限がある場合がありますので、それぞれのお店での販売状況を確認する必要があります。
切手SHOPで買うよりはハードルが低いことが多いので、割と簡単にコスト削減が可能です。
ヤフオクで買う
ヤフオク!でレターパックが出品されていますので、定価より安く購入することが可能です。
ただ、こちらは数十枚単位で購入しないと割引率があまり良くないので、ヘビーユーザで無いとオススメできません。
ヤフオク!だと支払いにTポイントが利用できるので、Tポイントが余っていればヤフオク!で購入するのもアリです。
切手と交換する
レターパックは手数料を払うことで切手やはがきと交換可能です。
元々切手やはがきもお金を出して購入したモノなので、手数料を払うと額面以下の価値となってしまいますが、家に不要なはがきや切手が有って利用用途が無いならば、利用予定がある別のサービスに交換するのも手です。
また、切手も額面以下で手に入れる方法はありますので、高額な切手を額面以下で入手して、手数料を払ってレターパックに交換するという技も有ります
切手を額面より安く入手する方法についてはこちらの記事を参考にして下さい。
link:切手代の節約技 5選!発送料金コストダウンで利益UPにも貢献!
まとめ
それではおさらい!
- レターパックライト(360円)とレターパックプラス(510円)の2種類がある
- サイズ制限はどちらも34cm×24.8cmのA4サイズで重量制限は4kgまで
- レターパックライトは厚さ制限3cmまでだが、レターパックプラスは厚さ制限無し
- レターパックライトは宛先の郵便受けに投函、レターパックプラスは対面手渡し
- 安く抑える方法は多数有る
- クリックポストとうまく使い分けるとコスト削減に
サービスの特徴をとしては、レターパックライトはクリックポストに似たサービス内容で、レターパックプラスはクリックポスト以上、宅配便未満のサイズ&料金形態といったサービスです。
どのサービスを利用するかは発送物に依るところが大きいですが、数ある選択肢の中から選ぶことが出来れば、常に最適な発送サービスを選択してコスト削減が可能です。
メルカリやヤフオク!等で商品を発送する際は、発送コストを抑えれば抑える程に利益アップに繋がります。
数あるサービスの中から最適なサービスを選択して、賢くコスト削減を行ってくださいね!
【関連記事】
link:クリックポストとは?A4×厚さ3cmを164円で全国発送!コスパ最強のメール便代替サービス!
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たんたん
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