クロネコメール便ユーザのみなさんはご存知かと思いますが、2015年3月末でクロネコメール便が廃止となり、2015年4月1日からクロネコDM便のサービス提供が開始されます。
link:クロネコDM便とは?遂にサービス詳細内容発表!クロネコメール便と比較してみたよ!
で、今までクロネコメール便を利用していた方はどうすればよいのか?ってところで、各種サービスを比較してみました!
情報が1つにまとまって無かったので大変でした・・・(汗)
この記事では、クロネコメール便の廃止に困っている個人ユーザに朗報(?)の代替サービスをお伝えしたいと思います。
個人はクロネコメール便の廃止で発送料金上乗せ必死!場合分けは面倒だが、日本郵便のサービスを賢く使えばコスト増を抑えることができるよ!
目次
クロネコメール便に近いサービス
クロネコメール便は「A4サイズ・2cmまでの厚み・1kgまでの品物を全国一律料金で安価に発送できるサービス」です(でした)。
非常に安価なので、企業さんだけでなく、全国のせどらー等、個人の利用も多かったと思います。
なくなっちゃいますがどうしましょうと言うことで、たんたんが皆さんの代わりにリサーチしまくってみました!(笑)
各社のサービスを調査してみると、メール便って名前のついたサービスが意外と多く、内容物も同じ様な物を想定したサービスだったので、各社のメール便サービスを紹介致します。
飛脚メール便・飛脚ゆうメール便
佐川急便提供のサービスではメール便が2種類あります。
価格帯も近いのですが、残念ながら個人では利用できません。
ちなみに飛脚ゆうメール便は佐川が日本郵便に対しての大口契約として差し出すそうなので、結局は日本郵便が配達するみたいです。
カンガルーPostalメール便
西濃運輸のカンガルーPostalメール便なるサービスがありますが、こちらも契約締結が必要なサービスで個人は利用できません。
料金も契約次第で決まるみたいのですので、詳細は不明です・・・。
フクツーメール便
福山通運のフクツーメール便がありますが、こちらもやはり法人向けのサービスで、個人は利用不可です。
まずはお問い合わせください系の詳細不明パティーンです。
NITTSU郵メール便
日本通運が提供するNITTSU郵メール便もやはり法人向けのサービスです。
また、佐川急便の飛脚ゆうメール便と同様で、実際の配達は日本郵便が行うとのことですし、webには「利用までの流れ」的な情報すら見当たりません・・・。
ゆうメール
日本郵便が提供するゆうメールが一番みなさん想像されるところではないでしょうか?
クロネコメール便に比べるとかなりの料金アップになりますが、似たようなサービスになります。
どのメール便が一番?
と言うことで、メール便って名前のついたサービスはほとんどが法人向けだったことが分かります。
クロネコメール便が無くなったことで、個人が利用できるメール便というサービスはゆうメール一択になってしまいました・・・。
「こんなんじゃせどらー廃業ですわ!」ってお思いのみなさん、ご安心ください。
クロネコメール便と似たようなサービスは、メール便って名前が付くサービスのみでは無いのです。
ですし、正直、ゆうメールを割引無しで利用するのは料金が高いので、あまりオススメできません。
たんたんがオススメする代替手段としては、「日本郵便のサービスを使い分ける」です!
クロネコヤマトさんの天敵であります日本郵便に個人客が流れてしまうのは、クロネコヤマトさんとしても歯痒い思いでしょうが、今のサービスを見渡すと自然な流れかと思います。
で、日本郵便のサービスもたらふくあって良く分からんので、分かりやすくまとめてみました!
日本郵便のサービス
公式サイトのあちこちに情報が散らばっていて、約款を読みあさったりと非常に大変でしたが、「個人が利用できる日本郵便のサービスでクロネコメール便の代用になりえるもの」を一覧にして比較してみました。
いかがでしょう、めちゃ分かりやす(ry
ということで、それぞれのサービスが代替手段となるかと考えたいと思います。
※作成した後、再度チェックをしましたので、基本的に誤りは無いと思ってますが、もしここが~ってあればこちらからご指摘頂けると幸いです^^
ミニレター(郵便書簡)
みなさん、ミニレターって知ってました・・・?
多分、ほとんどの人が知らないと思うのですが、専用の手紙兼便箋を購入して利用するサービスでして、全国一律62円と非常に安価なのです!
25gまでの重量制限がありますので、チケットや金券等の送付等、利用シーンは限られますが、25g以内の場合はクロネコメール便よりも安価で発送可能です。
第三種郵便
次もマイナー君です。
事前に発行者が定期的な出版物を日本郵便に申請をして了承されたもののみが第三種郵便として扱われます。
実は、冊子の裏にちょろっと記載があるんですね・・・。
こやつも第三種郵便と記載があるもののみ利用可能なサービスとなり、かなりの制限がありますが、他の郵便サービスと比べて非常に安価で利用が可能です。
定型外
定型郵便サイズ&重量で収まるならば、定型郵便で問題ないかと思います。
はがきサイズ~小さい封筒サイズまでの50g制限がありますので、こちらも発送できるものは限られてしまうかと思いますが。
定型外郵便
送ることのできる荷物の縛りも少ないので、利用しやすいサービスですが、重量と共に料金が跳ね上がります。
100gまでならゆうメールより安価ですが、クロネコメール便で送っていた物を定型外郵便で送ると、ほとんどの場合が高くついてしまうかと思います。
宅配便よりも安価で割となんでも送れるから便利ではあるんですけどね・・・。
ゆうメール
ゆうメールって正直高いんですよね・・・。
最低料金が180円からですし、発送できる内容物も本・CD・DVD等に限られますし。
大口契約ですと、利用数によって料金割引があるそうですが、われわれ個人ユーザには関係の無い話ですね~。
クリックポスト
真打ちはクリックポストです。
サービスが発表された当時もメール便キラーとしての呼び名で鳴り物入りしたサービスですが、クロネコメール便が無くなったしまった後、個人ユーザの多くがこのサービスに流れ込むと予想されます(たんたん予想)。
なぜなら、A4サイズで厚みが3cmまでのものを全国一律164円で運んでくれるからです!
Yahoo! IDが必要で、支払いもYahoo!ウォレットに登録しているクレジットカードのみと、他のサービスとはかなり毛色が異なっておりますが、一律164円という料金は非常にこころ強いですね!
クロネコメール便がA4サイズの厚さ2cmまでだったので、クロネコメール便で送っていたものは基本的にすべてクリックポストで送ることができます。
また、個人ユーザ利用を想定しているのか、割引制度は無いそうです。
クリックポストの利用方法についてはこちらの記事をご覧ください。
link:[How to]全国一律164円で簡単発送!クリックポストの利用方法を解説!
オススメの代用方法
と言うことで、一通り調べてみた結果をお伝え致しました。
上記の内容をふまえて、たんたんが考える「クロネコメール便を利用していた個人ユーザが生き残る為に利用すべき日本郵便サービス選択フローチャート」は以下の通りと考えます。
テキスターの方の為に文字にも起こしておきますと・・・。
- ミニレターで発送
- 第三種郵便物で発送(650gまで)
- 定型郵便で発送
- 51g~100gならば定型外で発送
- 上記に当てはまらない物はすべてクリックポストで発送
あくまで、「クロネコメール便で送っていたサイズの物の発送」と「個人が利用できるサービス内」で考えてみました。
簡単にまとめれば、「クリックポストを利用すれば164円に収まりますが、制限をクリアできる物は別サービスで安く発送しちゃいましょう」って感じですね。
※こちらの内容も「もっとええ方法があるわ!」方がいらっしゃったらご指摘頂けると幸いです(汗)
まとめ
無くなって分かるクロネコメール便の便利さというところですが(この記事を書いた時点ではまだ利用可能です笑)、代替のサービスは色々と有ります。
個人ユーザとして取れる行動は限られますが、出来る限り安価で発送を行いたいと考えている方はたくさんいると思います。
その為には、少し手間がかかってしまいますが、複数のサービスを使い分けると言うことも必要かと思います。
最後はクリックポストというストッパーがいますので、まだ安心ではありますが、企業が提供するサービスは利益を得るため提供されているので、今回のように永遠に使えるという訳ではないと言うことを意識する必要があります。
同じような話では、漢方スタイルクラブカードのnanacoへのクレジットチャージも改悪されてしまいます。
link:[悲報]漢方スタイルクラブカードのnanacoポイントが減額!2015年6月1日から改悪なので早めの準備を!
1つの物に依存していては、柱が折れてしまった時に対処のしようが無くなってしまいますので、常に複数の選択肢を用意しておき、その中からケースバイケースで取りうる選択肢を選びましょう。
制度の変更にも負けずに賢く世を生き抜きましょう!
たんたん
■転落はある日突然に…プロフィールはこちら
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