2016年も9月に入り、あと4か月も経てば2017年を迎えます。
人生の転機であった、2014年。
そこから2年経った今、あの頃の自分を超える事が出来たのだろうか。
今の自分の立ち位置を確認すべく、頭の中を整理してみたいと思います。
諦めずに続けていれば、必ず何かしらの結果は出る。
※この記事の画像は公式HPより引用しております
目次
初めはお金に詳しくなりたかった
このブログを始めたのは、2014年の12月です。
のろのろ更新してきてしまったので、あっという間に1年と9か月が経ってしまいましたねー。
立ち上げた理由はお金に詳しくなって、家族も守れる力を身に付けるため。
2014年に母親がクモ膜下出血で倒れた際に発覚した親の借金を返済する経験を通じて、家計と向き合う事から逃げると家族を守れない人間になると感じて、恐怖を覚えた末に、インプット&アウトプットでの勉強をすべくブログを立ち上げたというのが経緯です。
あれからもう2年以上経っていると考えると、時間とは恐ろしいものです。
家族を守れる力が欲しかった
お金に詳しくなるのは、あくまで手段であって、自分自身がお金に無知で家族を守れない事態を避けるために、お金に詳しくなりたかったんですね。
まぁ、家族と言っても独身なんで、まだ見ぬ家族に対しての想いが結構強いのですが笑
で、ふと考えたんですね。
なんで、家族を守れるようになりたいのかと?
家族が欲しかった
これ。
気づくのにすごく時間がかかった事なんですが。
多分、「家族が欲しかった」んだと思うんですね。
いやいや、もちろん、父も母も弟もみんな今もいます。
もっと大変な家庭もたくさんありますし、家族自体がいるだけでも幸せなんだと思います。
でも、ずっと家にいてもなんか孤独感と言うか、疎外感と言うか、居場所が無いような感じが心のどこかにあったんです。
長い間封印していたような感覚を呼び起こして、なんでやろー?と考えた末に出たのは。
本当の自分を見てくれる家族が欲しかった。
のかと。
ありのままの自分を見た上で、受け入れてほしかった
初めに言っておくと、これはわがままだと思います。
もっともっと大変な経験をしている方からすれば、そんな甘っちょろい環境で何を言っているのかと。
そんな言葉を頂いても何も返せません。
ただ、物心ついたときからずーーーーーーっと思っていたのは、「良い子にならなくては!」と言う感覚でした。
3人兄弟の長男として生まれ、誰よりもしっかりしてきちんとしたお兄ちゃんを。
色々と褒めてくれる母親の期待に応えるべく、もっともっと良い子に。
何か少しでも意見をすると物凄く怒鳴り散らす父の前では、おとなしい優等生を。
こうして常にその場その場で他人に求められる人間になるというのが自分の指標となっていた。
ホントはそんなに強い人間でも無いし、出来る人間でも無い。
でも、そうしないと家族のつながりを得る事が出来ないと感じて、色んな被り物をして笑顔を振りまいていた。
今振り返ってみて、やっと今までの違和感の原因が分かったんですね。
ありのままの自分を見てほしかった。
アダルトチルドレンは受け継がれる
多分ね、これだと思うんですよね。
アダルトチルドレンってやつ。
まさにこんな感じなんですよねー。
一般には、「親からの虐待」「アルコール依存症の親がいる家庭」「家庭問題を持つ家族の下」で育ち、その体験が成人になっても心理的外傷(トラウマ)として残っている人をいう[3]。破滅的、完璧主義、対人関係が不得意といった特徴があり、成人後も無意識裏に実生活や人間関係の構築に、深刻な影響を及ぼしている。
多分、タイプ的にはヒーロータイプってやつ。
ヒーロー:家族の期待を一身に背負ったタイプ
外面 – 小さな親、小さな大人、生真面目、努力家
内面 – 心の傷、不適応感、罪悪感、過剰な自尊心
言動 – 他者に自分の評価を押し付け尊敬を得ようとする
弱点 – 仕事依存、依存的な人と結婚、人を支配し操作、完全主義
長所 – 自身の失敗を許容、自己に厳しく他者に寛大、管理職の適性
母は子供をすごく愛する人で身を粉にして子供に人生をささげている人でした。
母の家庭環境を聞いていると、親からの暴力や腹違いの10人兄弟の派閥争い(?)で、一刻も早く家を出たかったとの事。
その分、子供に対してすごく愛情を注いでくれていて、何事に対してもすごく褒めてくれました。
ただ、自分が出来なかった事、苦手な事に対して、「僕はこれが苦手、不得意」と伝えても、常に「あなたは優秀で可愛くて出来る子だから大丈夫」かえって来てたんです。
ひねくれ者の自分は、「なんで苦手と思う自分を見てくれないのか?」と感じてしまい、「本当の気持ちを伝えても伝わらない」と思ってしまっていました。
母親には凄く申し訳ないのですが、それが常に良い子じゃないといけないというプレッシャーとなっていたんです。
なので、自分が本当に思っている事は言っても無駄だから、良い子になれるように頑張ろう。
その結果、ずっーーと今の今まで家族に対して本心で話せたと言う記憶がありません。
実際、どう接すればよいのかを伝えてもらって無かったんだと思う
父は、中学生の時に父親を亡くしており、母の女で一つで育てあげられてきました。
自分の中で言う父の印象は、機嫌がいい時はニコニコしてるけど、少しでも意見を言えば癇癪を起こして延々と怒鳴り続ける恐怖の存在でした。
また、家族で外に遊びに行った記憶も少なくて、小学校以降で家族みんなで遊びに行った記憶が無いんですね。
その頃の父は仕事が終わって夜通しマージャンをやって、朝に帰って来てまたそのまま出勤。
そして、休みの日は家で寝ながらたまに起きてはテレビを見る。
どこかに家族で連れて行ってもらったとか、父とキャッチボールをしたとか、親父に楽しい話をしてもらったとか。
そんな記憶が抜け落ちていて、小学校以降どうしても思い出せないんです。
と、書き連ねてきましたが、要は恵まれているんだと思います。
ホント、もっと大変な人は星の数ほどいるし、親だって両方ともいるのに、その環境に物足りなさを感じていた。
自分が弱かったんだと。
ただ、1つだけ思うのは、自分の両親も精一杯頑張っていたけど、両親自体も親から受け取ったものが少なかったのかと。
特に幼いころに父を亡くしている自分の父は、子供に対する父親の接し方と言うお手本が無かったわけですから、分からなくて当然だと思います。
僕たち家族はどうあるべきだったのか。
そんな事は今となっては意味の無い問いですが、1つだけ分かる事は「飢えの連鎖を俺の代で止めたい」と言う事。
結局は、悩みながら試行錯誤しながら自分が強くなるしかないわけですね。
それでも乗り越えて強くならなければ、家族は守れない
と、30歳になって独身と遠回りをしてきてしまいました。
親の借金を返済することが自分に人生計画に少なからず影響を与えています。
なんだかんだ日本中は旅をしたけど、今思えば、家族と言う存在を考えない様にするために、非日常に飛び込んでいた部分もあったと思うんです。
そんなこんなでこの二年間、家計と向き合い続けましたが、ようやくゴール地点がどのあたりにあるかが見えてきた気がします。
実家の家計の中で、保険の再見直しと自分名義での中古不動産の購入をすれば、きっと父が定年後も家賃を払えずに追い出される事は無くなるはず。
今まで勉強してきたFPの知識でキャッシュフローをシミュレーションを重ねた結果、実家の家計と言う大きな壁に対してやっと王手をかけれたような気がします。
今年中に、なんだかんだで未だ続いていた実家の家計を完全に綺麗にして、自分の人生を生きる為の時間を増やせたらと思ってます。
自らの実体験を基に、家計の見直しを出来る人間として。
あとちょっと、あとちょっとー!
まとめ
特にまとまりのない記事になってしまいましたが、自分への忘備録みたいなものですね、すんません笑。
いまだに自分の考えをまとめて伝えるのが苦手なので、何を言っているのカーって感じですが、自分なりの家族へのけじめをつける為に考えを整理した感じです。
自分の人生を生きる為にも、ここで引きずっている過去に終止符を打ってやります。
守る力を以って、稼ぐ力に。
お金の知恵をつける事で、家族に対して選択肢を提供する。
そこまで持っていけたら、自分なりにやれる事をやったのかと思います。
ポエミーな感じになってしまいましたが、残りの2016年!
もっともっと勢い増してぶち込んでいきたいと思います!
さぁ、今日も笑顔で頑張っていきましょう!
この記事が少しでもあなたの人生の糧になれば幸いです。
たんたん
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